波のように努力する
SNSが普及し、1人1台スマホが当たり前の世の中になってきています。SNS内で注目を浴びて一気に有名になったりすると自分は凄いんだと勘違いしてしまうことありますよね。一撃必殺みたいに変化しても、それは一瞬であり、短期的な変化にすぎません。
子どもの環境に置き換えても同じことが言えます。
試合に勝ったり、トレセンに選ばれたりすることはとても素晴らしいことです。
ただ、自分は勝ち負けよりも「サッカーを好きで居続けること」の方がとっても大切だと思って指導しています。
目に見える大きい変化だけではなく、目に見えないような小さな変化にいつも敏感になってあげること。そして、子ども達に対して、多角的に刺激を与えるアプローチをし、好奇心や探究心を促してあげること。その結果、サッカーの奥深さや楽しさが
伝われば嬉しいです。
この努力を例えるなら、波の努力です。海の岩が削られているのは、緩やかですが波が寄せては離れてを何回も何回も繰り返すからです。ただ、波は毎回変わらないようで変化しています。だから全く同じ岩はありませんよね。もちろん時には台風のような大きな努力も大切ですが、子どもにとって小さな変化でも、毎回刺激を与える波のような努力を意識していきたいと思います。