キャラ化
今回もたらたらと書いたので目次をつくりました。現在実験中です。
①子供→大人→父親→○○
②アイコン作り
③SNSでの取り組み
④SNSでのキャラ化
⑤自分運用化へ
子供→大人→父親→○○
去年、子供が生まれて自分は必然的にパパという形へ変化していきました。そうなんです。良くも悪くもどんどん自分は老けていく(変わっていく)ということです。これはどう頑張っても止められないんですよね。
なので、今年から黒髪のロングヘアにすることにしました。
これは理由があってこうしておくと、ロン毛は初めから老けて見えるので、自分が年をとっても「見た目が変わらない」んです。今後は、川口竜太はロン毛のサッカーコーチというアイコンを手に入れるつもりです。
アイコン作り
アイコンの設計は非常に大切で、アンタッチャブル山崎はいつも白シャツですし、Perfumeのあーちゃん・かしゆか・のっちはデビューから髪型を変えてません。(あの人たち自分と同じで31歳ですよ!見えないですねー)
なので、10年くらいを意識して設計しておくと、確実に有利になるかなーって思います。なぜなら、時間を味方にできるからです。10年間「見た目がが変わっていない」という状態をキープすると「髪型、雰囲気ありますよね」となりますし「昔から変わらないですね」となります。
SNSでの取り組み
この性質を知って、SNSのプロフィール画像の設計を考えるようになりました。SNSのプロフィール画像変えるとなんか違和感が出てきませんか。友達がInstagramやFacebookのプロフィール画像を頻繁に変えていたら何かしら違和感感じませんか。この人だれだっけ…?って。また、逆に昔からプロフィール画像を全然変えてない人は「若い時の写真を使って若者ぶってるなぁ」となりますよね。
時間の流れともに、老けていってしまう。歳を取るのがネガティブだ、とかそういうわけじゃないんですが、歳を取るたびにプロフィール画像のクオリティを上げていくというのはなかなか困難なのも事実だと思います。
SNSでのキャラ化
なので自分のLINEは約8年ほど前からこの画像です。
この画像を見るとだいたい自分だって分かってくれます。本当はこれ、大好きなサッカー指導者、大木武さんなんです。笑
最近はTwitter、Facebook、Instagram含め全てのSNSはこれの画像にしました。年齢と共に見た目は誤魔化せないので時間がたっても、昔と変わらないと錯覚させる仕組みにしました。
自分運用化へ
これからは自分のキャラを確立していきます。この画像で、自分の思考や思想を口癖を作り出し「こういうこと言うよなぁ」っていうキャラを作ります。例えばずーっと口酸っぱく言っているのは
- 勝ちより価値
- 正しさより楽しさ
- やり方より在り方
この3つです。
この3つ軸にした物事の考えをSNSで発信し続けると「川口竜太らしいなぁ」となります。
そうしていくと今後のツイートや発信は、中身が自分じゃなくて他者でも成り立つんです。例えるならディズニーランドにいるミッキーマウスの中の人は1人ではなく、複数いますよね。そんな感覚です。
今後しっかりとキャラが成り立つようになっていけばSNSの運用も誰かに任せていき、もっと自分の時間を好きなことに費やしていきたいと思っています。
という感じで、見た目は今後10年は変わらないアイコン設計にして、SNSではキャラ化を目指していく。そんな実験をしていますという報告でした。
まとめ
・変化というのは見た目に現れてくる。
・見た目を固定することでアイコンになる。
・けど、現代だとオンラインも大切なので(Twitterの自分、Facebookの自分、Instagramの自分など)そこも設計する
・オンラインは大木武、オフラインはロン毛野郎に。(ただし、この実験が分かるのは10年後とかかな)
今週も読んでくれてありがとうございます。
来週は「分かったより分からない」について話したいと思います。
戦略と戦術
今回はダラダラと長い文章になってしまったので、先に目次を書きます。
①そもそも戦略と戦術って何だろう。
②自分の仕事に置き換えると面白いよね。
③コロナウイルスによってもたらされた価値。
④この時期にできる戦略と戦術とは。
「戦略」は筋道で「戦術」は手段
戦術と戦略の違いは分かりますか。おそらく分かっていると思いますが、自分の中で言語化していることを改めて伝えます。
戦略とは道筋で、戦術とは手段です。
サッカーコーチなのでサッカーで説明すると、戦術は自分たちの戦い方。
自分のチームの選手達に適したフォーメーションを作成して、日々の練習の中で落とし込むこともしくはチームのスタイルを選手に落とし込むが戦術です。FWが2人なのか、3人なのか。DFが3人なのか、4人なのか。それを決める基準は選手達の能力だったり、チームのスタイルだったりします。
一方、戦略は相手を想定した上での戦い方。
自分達のスタイルがボールを素早く回して攻めることでも、仮に相手のDFの身長が低かったらそこにロングボールを蹴っていく戦い方をすると、相手は嫌がりますよね。それが戦略です。「戦いを略す」と書くわけですから「戦わないで勝つ方法」のことなのです。
ジャンケンで例えると分かりやすいかもしれません。相手がグーで自分がチョキだとします。めちゃくちゃ努力して頑張ってチョキで勝とうと思っていても、実はパーを出せば勝てますよね。そもそもパーが戦術(手段)で、パーを出せるようにすることが戦略(道筋)なのです。
どっちがいいわけではなく、どっちも大切ですし、違いを知っておくことが何より重要です。
マーケティングでの「戦略」と「戦術」
どんな活動をしていくにしても、何かしらを売らないといけません。それが商品なのか、作品なのか、サービスなのか世間の需要やお客さんは何を求めているのか。その上ではマーケティングは非常に重要になってきます。
マーケティングでの戦略と戦術を考えると面白いですね。商品・作品・サービスの方向性を決める。自分達の商品やサービスを買ってくれるターゲットは誰なのか。同じ商品や作品、サービスの場合、他社の差別化をどのように進めていくか。という作業です。
コロナウイルスで生まれた価値
さてさて、自分の会社は3月中メインの収入源である子供達にサッカーを教えるサービスが停止になりました。大打撃です。おそらく自分のようなサービス業だけではなく、飲食店はじめ多くの業種も打撃をくらっているはずです。結果、不満が溜まりその責任を政府などに押し付ける雰囲気になっていますね。
ただ、この状況だからこそ見えることもあります。
コロナウイルスによってもたらされた価値とは「時間」だと思います。家にいる時間が多くなり、物事を考えるようになります。
多くの企業が感染被害を防止するために在宅勤務などのテレワークや、時差出勤の実施するようになりました。そうなるとそもそもオフィスに行く意味や、満員電車に乗る意味などを考えるようになります。
サッカーにおいても同じように育成年代の毎週末は練習試合、遠征試合、公式戦など多忙です。それがほぼ1年中行われており、ほぼ休みはありません。コロナウイルスを良い機会と捉えて育成年代の指導者が「オフシーズン」の重要性を実感してもらえればと思っています。
さて、自分がやるべきこととは
自分の仕事の話をします。サッカースクールが実質出来ないので子供達に会うことも、教えることもできません。ただし時間があります。なので、狙っているのはスクール生、そしてスクール生のママさんパパさんの可処分時間を奪うことです。
ただし、オンラインとなってくるとライバルは無数にいます。サッカーの関連動画ではまず勝てませんし、NetflixやAmazonプライムもいます。ではどこで勝つか。戦略と戦術をきちんと駆使してこの状況をポジティブにしたいと思います。
今週も読んで下さりありがとうございます。
来週は「キャラ化」について話します。
アイデアとは一石二鳥
アイデアとは何か
アイデアとは一石二鳥な状態のことです。一回石を投げるだけで二羽の鳥が倒せるという状態が続いていることです。もっと分かりやすく言うと複数の既存の考えをまとめたものです。ということは組み合わせが非常に大切です。
自分はサッカーの仕事をしていますが、この2.3年はほぼサッカーの本を読んだりしてませんし、サッカーの勉強会などには行っていません。むしろ、サッカー×○○の組み合わせを探すために違う分野や業種の本などを読んでいます。違うサービスを学ぶことで、自分の現場でも使えるアイデアがあるのではないか思っているからです。
この2つはオススメです。
アイデアには価値がない
ただ、前提としてアイデアは大体のケースでほとんど価値がなく実行力が大事なんです。
「世界中の人が使って、友達の近況とかわかるサービスがあると流行る」と考えた人は大量にいますし、実行した人も大量にいるんですが、成功したのは、FacebookやInstagramくらいなわけです。なのでアイデアにはほぼ価値がなくて、正しく実行しないと意味がないですし、正しく実行しても、99%成功しないものなのです。
半径5メートルの世界
では、価値がないとされる自分のアイデアを世の中のため、社会のため、と大きな枠ではなく、妻のため、友人のため、職場のためという近い距離感の中で組み合わせてみるのはどうでしょうか。それなら実行力も高まりますし、失敗しても改善点が分かり修正しやすいのではないでしょうか。
アイデアを温めて過ぎない
近い距離感でのアイデアの出し方のメリットはカジュアルに言い合えることです。
アイデアがあまり思い浮かばない人は一ついいアイデアを思い浮かぶと、それを大事にしちゃいます。「それ、もう記事としてあるよ」とか「それつまらないね」と言われたら、めちゃくちゃ傷つくからです。なので大事にとっておいてしまう。ここぞという時に使おう、とか考えてしまうわけです。
しかし、アイデアを出している人は、一日に良いアイデアが何十個もでたりします。本当に大量に出ます。なので、一つ一つにそんなに固執しなくなります。
なので、結論としてはまずは身近の方に役に立つようなアイデアをどんどん出して、それをコミュニケーションツールとして使って行った方がよいと思います。
そもそもアイデアには価値がなく、アイデアを温めていることの意味もほぼありません。質より量を増やすとアイデアも出やすくなります。
今週も読んで下さりありがとうございます。
来週は「戦術と戦略の違い」についてです。
期待しないという努力
昨年仕事でも、プライベートでも上手くいかずイライラすることが多かったなぁと反省の日々でした。そんなに人にも物事にも怒るタイプではなかったのに、なんでこんなにイライラしていたんだろうと自分と向き合う時間を多く作りました。(妻が出産のために里帰りだったので思考時間があったのは本当に助かりました)
*分厚いですがこの本はとてもよかった!おすすめです。
そもそも、人との関係作りは感情を理解することがスタートだと気付きました。そして感情を理解するのに、『プルチックの輪』を参考にしています。
動物が感じる24の感情と人間のみが感じる8の感情があり、それをまず理解します。そうすると「嫌い」って感情の横には「期待」があります。この図を見ると自分は他者に期待し過ぎ、そして裏切られた(のように感じる)から嫌いになるのだと気づきました。
なので、自分の他者へ期待している感情を理解してその在り方を変えると、嫌いって感情は減るかもしれないと思うようになりました。
そして現在の結論は「期待しない」ことです。
結果を求めてもダメですし、焦ってもダメ。怒ってもダメだなと日々実感しています。
確かに「期待しない」というのは冷たく聞こえるかもしれません。しかし、他人に期待するのは自分の甘えです。
そもそも「期待する」とは自分がその人のあり方を否定して、自分が思う方向に持っていくことです。「期待する」という言葉は、言う側が相手をコントロールしたいときに使われている言葉で、本当の意味での「期待」として使われていないのではないかなと思います。
仕事でも子育てでも、自分が「このくらいの成果を出してほしい」「こう育ってほしい」と思っている時点で、相手をコントロールしていることになると気付きました。
そうなるとそれは期待ではなく、「管理」しようとしていることになります。そのような考えでは自分の子供も「管理」しようとしてしまいそうです。そのようには育てたくない。
本当の期待とは、「どんな状態でも、その人が幸せだったら良いと思って待つこと」だと思うんです。それが愛情だと信じて、仕事でも家庭でも結果を出さなくても相手のことを好きであり続けること。その部分を努力することが自分の課題だと思っています。
今週も読んで下さりありがとうございます。
来週は「アイディアの生み出し方」についてです。
「知らない=嫌い」という感情
先日、子供の寝かしつけの時に1時間ほど大泣きしていて、さすがにイライラしてしまいました。なんで寝ないんだろう。なんで泣いているんだろう。
分からないので妻に聞くと「子供も寝たいのに寝れないんだよ」という言葉を聞いて納得。なるほど。子供も寝たかったのか。
その時、なぜ自分は子供にイライラしたんだろうと思い、自分の感情と向き合いました。すると「知らないことは嫌い!という感情に変化する」ということに気がつきました。
「知らない」と「嫌い」という感情はよく似ていて、人は知らないものを嫌うことが多いと思います。
物凄く大きなことで言えば、歴史上の日本の「鎖国制度」も、知らない外国からの知識や技術、「キリスト教」や「武器製造技術」などが入ってきて幕府の権力が脅かされないように、知らないものを恐れ、嫌い、否定した日本人の性質が導いた政策なのではないかとも思うのです。
このことは日々アップデートする現代社会でもよくある問題なのではないでしょうか。
「若い人の考えは分からない」という思考停止から嫌いという感情になるのではなく、分かるように理解していく行動から自分の成長や変化が生まれるのはないかと思います。
古くから伝わる良い考えというは大切にしつつも、若い世代の新しい考えや価値観を受容・共感できるような変化できる人間になりたいと強く思う日々です。
今週も読んでくださりありがとうございます!
来週は「期待しない」について話します。
視点を変える
自分の価値観が明確で、自分が良いと感じるものだけに全ての時間を集中して費やしていく姿はとてもカッコいいと思います。
建築家の安藤忠雄やZAZENBOYSの向井秀徳、サッカー監督の大木武、宣教師のアーサー・ホーランドなど信念やスタイルを貫いている方に魅了され今でも大きく影響を受けています。(是非検索してみてください)
ただ最近は、価値観とか、スタイルとか、信念とかも大切ですが、一見分からないような、つまらないものの中でも面白さを見つけられる人もとてもカッコいいと思うようになってきました。特に子供が生まれてからその部分についていつも思考しています。
大人になると自分の価値観が定まっていきます。そして大人は自分に都合がいいものを選び好きだと言います。
しかし、子育てをしていると子供は思った通りに動いてくれません。不都合なことばかりです。でもでも、その子供を愛おしいと思うのは間違いありません。
一見、全く魅力的でない出来事、オムツを変えるとかミルクをあげるとかもいつか過ぎ去ってしまうと思うとこの時間は貴重な経験になります。
結局、つまらないものをつまらなくしているのは、対象ではなく、自分自身だと痛感しています。
視点を変えることには洞察力が必要です。その観察力を養うためには面白くないと思われることに丁寧に丁寧に向き合ってみます。そうするとつまらないものの中から面白さを見つけられるようになるのかもしれません。そんなことを育児を通して考える日々であったりします。
今週も読んでくださりありがとうございます!
来週は「知らないことは怖い」について話します。お楽しみに!
アウトプットからの設計
成長したい、学びたいという時にまずはその分野の知識を高めようとセミナーを受けたり、本を読んだりするインプットからスタートします。十分にインプットができたら、実践してみよう。それが自然な流れです。
けど、これがいかに無駄だったということ最近分かりました。20代は時間があるのでたくさんインプットして、インプットして、インプットして、準備に準備を重ねてからスタートする。ただ実際にはなかなか自信を持てるほどにはならずにそのうちあきらめてしまう。このルーティンが自分には多かったです。
けど、家族の時間を考えると20代のように何でも時間あるというわけにはいかなくなり、時間の価値を考え始めました。そして、結論としてはアウトプットを設計してない学びは意味がないと感じるようになりました。
「アウトプットを先に設計してでインプットが後」の思考を持つと取り組み方が非常に変わります。十分に勉強してから、自信が付いてから、と考えるのではなく、まずは、いつどこで実行するかを先に決めてしまうんです。
しかもそれを誰かに伝えてしまうこと。ブログやSNSで宣言するのもありです。実行することは決まって周りの人にも伝えてあるのであとはそのタイミングにむけて必要な準備をするだけ。
いつ実行するか分からず準備をするよりもはるかに効率的に準備が進むはずですし、自分への圧が掛かった状態なのでインプットの後には即実践するだけという環境なります。例えるなら小学校のテストやピアノの発表会なども全く同じ感覚です。
自分は20代にサッカーのセミナーや学びを受けたときに「いいこと学んだなぁ〜」と感じて終わっていることがたくさんありました。しかし、学んだことに対して満足をしてしまい、学んだことの実践ができないまま時間が過ぎてしまいました。
キンコン西野は「アイディアには価値がない、行動に価値がある」と言い、幻冬者の箕輪は「死ぬこと以外かすり傷だし、失敗はネタになる」と言い、本田圭佑も「挑戦に意味がある」と言う。カッコいい言葉だし、頑張ろうって気持ちにはなるけど結局持続しません。
その理由は気持ちとか頑張りでやっているからです。(それでできる人もいると思うけど自分は無理でした) なのできちんとアウトプットすることを先に考えて、そのための設計作りをしないとうまくいかないと思います。
ちなみにこのブログも頑張らずに持続するために毎週土曜日UPというルールを設計しています。
今週も読んでくれてありがとう!
来週は「視点の捉え方」です。