相手の文脈を理解すること
今回は仕事やコミュニティなどの今後の在り方で大切だよなぁと感じていることを話します。
大まかな思考文化
アメリカだとシリコンバレーでは、ゴールがあってそのためには手段を問わないっていう考えがあります。いわゆるハッカー的な文化です。引き抜きなども頻繁に行いますよね。
日本の場合はゴールよりも手段が大切だったりします。例えに相応しいか分かりませんが、最近では星野源の「うちで踊ろう」を使いたいからUPしたり(安倍総理だってやりましたよね)、昔だと初音ミク使いたいから曲を作ったりと、どう利用しようかという考えがあります。いわゆる手段が目的化するオタク文化です。
はたまた、西洋だと宗教概念的に「神との契約」があって「あなたには使命がある」という教えがあります。いわゆるミッション文化です。ビジネス書にも多発してる「ミッションを大切にする企業の理念」の根底には宗教的概念があったりするかもですね。
日本独特の「道」の考え
さて、日本では「道」という考えがあります。
武道や茶道など。道って終わりがないので考え続けますし、日々の生活の中で発見もあります。
*武士道面白い。
例えるなら山の頂上を目指していく喜びよりも、山を登っている中で紆余曲折することがストーリーになりそこに日本人はそこに魅力を感じるような気がします。
ラジオで聞いた面白いエピソードがありまして、「輝く」という概念は欧米では「星」を指すそうです。変わらずに光を放つからですね。
日本だと「太陽」を指すそうです。朝日や夕陽など変わり続ける(四季もそうですね)色彩から感じていたんだそうです。
ゴールが大切なのか。手段が大切なのか。似てる部分ありますよね。
課題解決ではく、物語思考へ
個人的な見解ですが、近年は課題を解決する人が多くなってきて、機械やインターネットでも出来ますのでもうそこには魅力はないと思っています。(まとめサイトみたり、YouTube見ればだいたいなんとかなりますよね。)
それよりも課題を見つけている人や課題と戦っている姿に魅力があると思っています。なので最近はそこにめちゃ興味があります。(なぜを見つける天才吉田松陰の本は最高でした。)
単純ですけど、頭も手も動かしている人は魅力的ですよね。落合陽一や岡田武史、安藤忠雄や村上隆みたいな方にはその人だけのストーリーがあってそこに自分は魅力を感じます。
他人を理解するということは相手の文脈まで理解するということ
さて、自分のことを少し話すとサッカー知ろうとすると元々のスタートしたのはイギリスですし、サッカーという言葉はカナダ、アメリカ、日本でしか使わなかったりと(それ以外はフットボール)他国の文化や歴史的背景を理解しないといけません。
特に現代では移民や差別など影響で「異文化」を理解することがより重要になっていきます。相手を理解するためには上部だけではなく、相手の文脈までも理解していかないと本当意味で「理解すること」にはならないと思います。
そんな感覚を手に入れ始めた今日この頃です。本当の意味でサッカーを理解しないと日本のサッカーとかいうフレームワーク作りも出来ないよなぁと思っています。さて、手も足も動かそう。
今週も読んでくださりありがとうございました。