視点を変える
自分の価値観が明確で、自分が良いと感じるものだけに全ての時間を集中して費やしていく姿はとてもカッコいいと思います。
建築家の安藤忠雄やZAZENBOYSの向井秀徳、サッカー監督の大木武、宣教師のアーサー・ホーランドなど信念やスタイルを貫いている方に魅了され今でも大きく影響を受けています。(是非検索してみてください)
ただ最近は、価値観とか、スタイルとか、信念とかも大切ですが、一見分からないような、つまらないものの中でも面白さを見つけられる人もとてもカッコいいと思うようになってきました。特に子供が生まれてからその部分についていつも思考しています。
大人になると自分の価値観が定まっていきます。そして大人は自分に都合がいいものを選び好きだと言います。
しかし、子育てをしていると子供は思った通りに動いてくれません。不都合なことばかりです。でもでも、その子供を愛おしいと思うのは間違いありません。
一見、全く魅力的でない出来事、オムツを変えるとかミルクをあげるとかもいつか過ぎ去ってしまうと思うとこの時間は貴重な経験になります。
結局、つまらないものをつまらなくしているのは、対象ではなく、自分自身だと痛感しています。
視点を変えることには洞察力が必要です。その観察力を養うためには面白くないと思われることに丁寧に丁寧に向き合ってみます。そうするとつまらないものの中から面白さを見つけられるようになるのかもしれません。そんなことを育児を通して考える日々であったりします。
今週も読んでくださりありがとうございます!
来週は「知らないことは怖い」について話します。お楽しみに!