Ryota’s diary -日々のあわ-

不定期ですが、これから考えたこと、チャレンジを受けたこと、びびったこと、嬉しかったことなどの日々の出来事を書いていきます

結婚、仕事、逃げ恥、在り方

結婚しました。

たくさんの仲間に祝福され、祖父・父が挙げた教会で結婚式を行うことが出来本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、その素晴らしい1日を大切な友人でありフォトグラファーでもある上原晴也に撮ってもらいました。

その写真が届いたのでみんなにも共有したいと思いこのblogを書いています。

しかし、ただそれだけでは面白くないのでちょっと最近の出来事や妄想していることを書きたいと思ったのでもしよかったら読んでください。

blogの最後にウェブアルバムのURLを載せてます。ぜひご覧ください。

最近夢中になっていたのは「逃げ恥」です。

おそらく自分の人生でこんなに夢中になったドラマは初めてかもしれません。(海外ドラマなら24はどハマりしましたが…)

自分だけでなく多くの方があのムズキュンに魅了されていたと思います。ただ、自分はただのラブコメなら夢中になりません。『逃げ恥』にはラブコメっていう形式を借りながらそこにこっそりと「雇用」と「結婚」っていうテーマがあると感じていたからです。

すべての登場人物の設定にもそのテーマが見え隠れします。主人公の二人以外のキャラクターには、ゲイもいるし、典型的な家庭人、結婚不要論者、40代キャリア未婚女性などいろんな立場を意識的に配置してます。

このキャラクターたちの価値観は

結婚→「幸せ」

雇用→「やりがいorお金」

が多様になっています。

自分自身、結婚して妻と共に歩むという責任と同時に好きなことを仕事にするというやりがいを大切にしながら「稼ぐ」という部分も大切にして生きています。

なので、色んなことが自分自身と共感・共鳴してこのドラマに夢中になりました。けして結衣ちゃん、あ、新垣結衣が可愛いわけではありません。

①雇用

雇用がトピックになってる理由は日本だけじゃなく全世界的に格差社会化が広がっているから。アメリカ大統領選やイギリスのEU離脱から移民の問題など格差社会における雇用問題は年々進んでいますし、日本だってブラック企業や就職難民などありますね。

だから、平匡さんはブラック企業にいたっていう設定でみくりさんは大学院生上がりで就職に失敗、派遣会社からもはじかれちゃうって設定なんでしょうね。

②結婚

幸せというのは富みや財産、それ以上に心を通わせる相手との「場所」を持っているかどうか。そして、そうした幸せの度合いを計るために一般的に使われるのが、収入の額と家族の形です。

その幸せの度合いが分かるのが「雇用」と「結婚」というシステム。

『逃げ恥』の登場人物の中で、その二つのシステムの両方からもっとも遠い場所にいるキャラクターが森山みくりです。

つまりもっとも幸せから遠い場所にいる森山みくりが、今の社会が用意した「雇用」と「結婚」というシステムと懸命に折り合いをつけようとするドラマ、それが『逃げ恥』です。

【変わったんじゃないよ、気づいたんだよ】

ドラマが進むにつれて変化していくみくりさんはとても素敵。もちろんそれは平匡さんも同じで。

普通の人間なら、好きでもない相手と生活して、世間に夫婦だって公表するなんて、常識やモラルの問題だけじゃなく、感情的にも受け入れられないアイデアなはず。平匡さんとみくりさんは感情的ではなく理論的で合理的だと最初の段階で理解できます。

しかしドラマが進むにつれて恋愛という部分の感情性が徐々に増えてきてそこがすごく人間らしくなりすごく面白かった。

最終的には登場人物全員がそれぞれの生き方の中で「結婚」や「雇用」に向き合ったり逃げたりして、もがきながら歩んできたドラマで最後にみんなが「青空市」に集まって、それぞれにハッピーエンドを迎えるシーンは最高でした。

個人的にグサってきた言葉は

「お前、男の趣味変わったな」という元彼氏に対して「変わったんじゃないよ…気づいただけだよ」という発言

逃げるは恥だが役に立つ』の名前とは違って登場人物はみんな最終的には一歩踏み出しました。

そして、勇気を持って進むだけで新しい景色が見えます。

勇気あるその一歩が、みくりさんや平匡さん、そして周りの友人にまで影響を与えます。

一歩踏み出す少しの勇気だけで。

変わったんじゃない

気づいただけだよ

自分も同じです。

足りないところだらけで、たくさんの方々に迷惑ばかりかけていると思っています。

しかし、今年大切なパートナーと結婚するという決断をした時、迷惑ばかりかけていると思っていた仲間たちからたくさんの祝福を頂きました。

あぁこんなに愛されていたんだ。

改めて感じます。

本当にありがとう。

そして自分は生きているのではない、生かされているんだ。

結婚という一歩を踏み出したらたくさんのことに気づきました。財産はお金ではなく仲間だってことに。

【逃げ恥から読み解く「働く」という本質】

私たちの人生も同じ気がします。

結婚してより「働く」って何なんだろうとその意味を考える時間が多くなっています。1日の大半を働いて過ごしてくわけなので。

なんのために働くのか、なぜ働くのか。

大抵日々の生活のため、いわゆるお金のために働くんだけど、そこのステージをクリアしたら今度は、何のために働くだろう。

「働か」なくても、安定した収入が入ってくる段階になった時、人は何のために働くだろう。

そういう段階になると、自分はそもそもなんのために造られたのか?という疑問が湧いてくるはずです。

やっぱり、俺は人のために動きたい。それが【働く】。スポーツを通して喜び、楽しさ、愛の本質を伝え、『そのままで素晴らしい存在だ』ということ理解させていきたい。

10万人自殺未遂、1万人の自殺者、睡眠薬がないと寝れない心の病気や、子供の頃から親に愛されなくて人前で感情表現が出来ない子供達など…こんな息苦しくなるような世の中だから出来ることがあると信じています。

結婚したからこそ、このために生きている、このために働いていると心にしっかり握り日々誠実に働くものでありたい。

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