Ryota’s diary -日々のあわ-

不定期ですが、これから考えたこと、チャレンジを受けたこと、びびったこと、嬉しかったことなどの日々の出来事を書いていきます

やり方ではなく、在り方。DOよりBE

あんまり自分の仕事の話はしないけど、たまには少しだけ。

現在、関東1部リーグ所属東京23FCのセカンドチーム『東京U23』の指導をしています。選手たちはTOPTEAMへ行くために毎日の練習で頑張っています。そんな選手達のために少しでも力になれたらと思って指導しています。

そして東京U23は株式会社ユーロプラスインターナショナルと契約をしていて、海外挑戦するための準備として練習にくる選手もいます。

ユーロプラスインターナショナル

メディカルの面は東京メディカル・スポーツ専門学校の生徒の実習先になっていて学生が毎回のトレーニングに参加して選手のためにケアをしてくれます。

東京メディカル・スポーツ専門学校

そんな環境の中で思うことは一つ。

ここに居てはいけない選手の集まり

ってこと。

ここにいる全員がTOPTEAMに上がって活躍してもらいたいし、ユーロプラスの選手は海外クラブで活躍してほしいし、実習に来ているトレーナーも設備も充実している大きなクラブで働いてもらいたい。

けど、そうなったらこのチームの価値はないんじゃないのか…。

そもそもチームの意味って何なのだろう…

けどだからこそ、このチームで指揮をする環境を与えてもらった俺、川口竜太にしか出来ないことをしようと思って楽しみながら指導中!

では、何をしたのか。

残念ながら川口竜太はものすごい指導は出来ません(笑)

土屋コーチみたいなドイツ式メソッドや、岩谷さんみたいな野洲やSAISONのセクシーフットボールなど魅力的な指導をしてあげられたらいいけど、まだまだ勉強中…。

だけど、目の前にいる選手を愛することならできる!!

ここに来ている選手は必ず挫折をしています。挫折、絶望感、苦しみの中を通って現在に至っているはず。

「本当なら関東1部、そしてJでやりたいのに」

「日本でダメだったから…。海外で活躍してサッカーで食っていく」

「自分の実力はこんなもんじゃない」

「俺はこんなチームにいる選手じゃない」

…みたいな感じ。だからどういうトレーニング・どういうサッカー・どういう指導ということではなく、試行錯誤の末に行き着いた自分が選手達に対してやるべきことは

何かをしてあげることよりもそのままを受け入れてあげること

でした。

その選手を愛し、受け入れることで、居場所が出来る。このチームはみんなの居場所。だけど、ずっとこの場所に居てはいけない。上に行くために、高みへ行くために!!

けど、失敗したり、つまづいたり、苦しかったり、悩んだりしたらまた来ればいい。

俺は全て受け入れるよ

こんなスタンスです!!

そしてこの仲間達と一緒に冒険していこう!!をスローガンに、選手と共に楽しみや苦しみを共有しながら目標に向かっています。

演出ではなく本質

やり方より在り方

DOよりBE

そんなことを選手から感じ、学びながら素敵なチームが出来ています♪♪

川口竜太のTwitter