Ryota’s diary -日々のあわ-

不定期ですが、これから考えたこと、チャレンジを受けたこと、びびったこと、嬉しかったことなどの日々の出来事を書いていきます

夢中になること

W杯がもうすぐ終わってしまいますね。あっという間の1ヶ月だと思います。不規則な生活ももうすぐ終わると思うと嬉しいやら悲しいやら…。

 

そんな中自分は日本サッカーがどうなっていくべきなのかを模索しつつ、むしろ日本の将来ことや自分の将来のことなど考えていました。

先日、原宿の裏の方にあるサッカーカフェmfにてフットボール座談会を行いました♪♪

そこにはセクシーフットボール一世風靡した野洲高校サッカー部元ヘッドコーチでセゾンFC代表の岩谷さんがいらっしゃるので、日本サッカーの未来について4時間ほど語り合いました☆「あー楽しかった」で終わることなく日本指導者としてのプライドと使命感を持って生きていきたいです!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、サッカーの話ではなく自分の考えの話を書きたいと思います。

 

 

 

 

先日、大学の友人4人と久しぶりに食事する機会がありました☆

 

 

そこである友人が仕事の相談をしてくれました。それはかなりシビアに問題でした…。本当に真面目なやつで一生懸命その会社のために働いていて、ほぼ休みもなくがむしゃらに頑張っていました。しかし、給料を聞いてビックリ!!!!信じられないくらいの給料しかもらってませんでした…。いわゆるブラック企業です!

その友人から話をさらに聞くと上司のこと、会社のことなどの悪いところがドンドン出てきます…。

 

「すぐにその会社を辞めるべきだ!!」

 

とみんなでアドバイスしていました。

が、自分はみんなとは少し違う考えを持っていました。

しかし、「ぐっちは好きなことやり過ぎだから言う権利はない!」と怒られてしまい意見を言えませんでした(笑)

 

 

 

 

みなさんはどう思いますか?

 

 

 

 

確かにブラック企業だと思いますし、悪い上司、会社だと思います。けど、その考え方で違う会社に転職しても3年後、5年後には全く同じことが起きてしまうと自分は思います。

 

大切なのは「この仕事でご飯が食べられて嬉しい」と心底思えているかということです。その部分は友人にはなかったかなぁー(´・_・`)

 

私は「当直が多い」とか「クレームが怖い」とか「給料が同業他者より安い」と毎日ぼやいている人達はとてもつまらない人間に思えてきてしまいます。ああ、みんな基本的に「自分の仕事が好きじゃない」のだ。と思ってしまいます…。

 

 

何故このようなことを考えたのかというと、最近、ある動画を興味深く観て考えていたからです☆

オタクを超えた精巧さ!大英博物館も認める技術集団:海洋堂社長宮脇 修氏

テレビ東京カンブリア宮殿』2012年9月27日放送分

 

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20120927.html

 

 

海洋堂というのは、1軒の模型店に集まってきたマニアたちがつくってきた会社なのだそうです。

既存のモデルに飽き足らなくなったマニアたちが、「自分で自分を満足させられるモデルをつくる」ことからはじまり、同好の士たちが次第に集まってきて、いまの形になったそうです。

 

いまでもマーケティングはせず、「他社よりも少し良いもの」ではなく、「宮脇社長が面白いと思うもの」「とにかく最高のクオリティのもの」をつくる。

 

海洋堂を支える原型師たちへのインタビューの中で考えさせられたのは、毎日朝9時の勤務時間から、夜の9時、10時まで、ずっと海洋堂で仕事をしているのだそうです。会社と「寝に帰る」家との往復以外は、大阪の街に日曜の午前中に情報収集に行くだけ。

 

夕食も毎日会社。独身。

 

海洋堂には、そういうスタッフがたくさんいるのだそうです。

 

誰にも強制されることはなく「最高のフィギュア」を創ることに没頭する人たち。

 

彼らがどのくらい給料をもらっているのかはわからないけれど、正直、この働き方だと、どんなに高給でも、使う暇もないだろうなあ、なんて考えてしまいます。

 

それこそ「趣味のもの」を買うのに使うしかないのだろうけど、それもまた仕事の必要経費といえなくもないわけで。

 

カンブリア宮殿』に出演していた海洋堂のスタッフは、「自分はこれしかできないから、この仕事でご飯が食べられて嬉しい」と語っている人や「海洋堂のおかげで、なんとか食べていけるようになった」と満足げに語っていました。

 

彼らは、この会社がブラック企業だろうが、上司がダメだろうが、労働条件云々なんてことは全く頭にはないようで、「こうして自分が好きなことをやって給料をもらって生きていけるだけで幸せ」だと心から思っているようにみえました。

 

「自分にはこれしかできない」と思い定めてやっている人の「これ」には、すごい迫力があるものです。

 

「自分が本当にやりたい仕事をやっている」人にとっては、どんなキツイ労働条件でも「ブラック」じゃないのかなーって考えさせられました。

 

 

 

 

 

 

自分の友人の仕事と海洋堂の話を通して考えさせられたのは「夢中になる」ことの重要さです。

 

 

 

自分のライフスタイルの延長線上に仕事があれば自分が誇りを持てる仕事になるはず。ライフワークには定年はない。引退する必要もない。楽しい仕事、誇りを持っている仕事を身体が動く限り続けられる!

 

今流行りのリスク上等!!ではない。

本当に熱中できる仕事にリスクはない

 

それが自分の仕事であり、ライフワークだと思う!!

 

 

 

なぁーんてことを悩んでいる友人にアドバイスしたかったなぁ♪♪