Ryota’s diary -日々のあわ-

不定期ですが、これから考えたこと、チャレンジを受けたこと、びびったこと、嬉しかったことなどの日々の出来事を書いていきます

Watotoとサッカー⚽️

ワトトとは…

ウガンダにおける戦争と疾病によって生活を破壊され、両親を失った膨大な人数の子どもたちや弱り果てた女性たちに対応するための総合ケアの働きです。

 

www.watoto.asia

 

エイズの人数は…

ユニセフや国連合同エイズ計画によると、サハラ以南のアフリカには、おおよそ4760万の孤児が暮らし、その四分の一が両親をエイズで亡くしています。2008年の国連合同エイズ計画の未発表の推定値では、ウガンダにはそのうち250万の子供がいると言われています。

 

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ワトトの目的とは…

ワトトは、ウガンダの親を失った膨大な人数の子供や弱り果てた女性たちに対応する総合ケアの働きです。祖国再建に向けて、個々を救護し、それぞれを社会の貢献者として育成することを目的としています。

ワトトでは、身体的な介護、HIV /エイズ治療を含む医療処置、正規技術教育、トラウマ・カウンセリングや霊的な弟子訓練などの多義にわたる支援を行っています。

学術と実践的技能、また、行動と道徳的価値判断の健全さにおいて、より優れた人格形成を追求することによって、それぞれが責任あるクリスチャンとして社会に貢献する市民となり、アフリカの次世代のリーダーを育てるためにの働きです。

私たちの目標は、2023年までにウガンダの1万の子どもたちをケアし、アフリカ大陸全土における孤児や女性たちの救済に迅速対応するモデル事業となることです。

 

www.watoto.com

 

ワトト・アジアツアー…


ワトト・チルドレンズ・クワイヤは、1994年以降世界中をまわり、5000万人とも言われるアフリカの、HIVエイズや貧困、その他の病により孤児となった子どもたちへの支援を集めてきました。

成人のリーダーたちの同行のもと、チルドレンズ・クワイヤは、WATOTOのビジョンとミッションを、彼ら自身の人生のストーリーと歌や踊りを通して、多くの人に届けていきます。ワトト・クワイヤは、親を失ったり傷ついてきたりしたアフリカの子どもたちの窮状を世界中に伝える「大使」として、活動しています。その中で、貧困やHIVエイズ、国内北部における戦争と少年兵の痕跡等の社会問題を、特に強調してきました。

クワイヤの子どもたちはみな、戦争あるいは病によって親を失くした経験をしています。そして、彼らは現在ワトトの村に住んでいます。クワイヤとしての経験は、子どもたちに他文化に接する機会を与え、彼らの世界観を大きく広げます。さらに、コンサートをしながら世界をまわることで、子どもたちは自信と勇気を与えられ、悲しみと絶望から立ち上がるきっかけともなります。

 

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アジアツアーの合間にサッカーでリフレッシュするということで友人から声をかけて下さり、共にサッカーをしました⚽️

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みんな素敵な笑顔

 

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結構みんな上手い

 

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みんななんだなんだで上手くてびっくりでした(^^)

 

サッカーを通して繋がる。本当最高なスポーツです。

 

小学校訪問&クリニック⚽️

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ご縁があって、今年から不定期で江東区の小学校でサッカー教室を開催しています。

 

サッカーを通してU-6〜U-8の年代の子供達には変化を富んだ運動が大切で、子供達の運動能力を高めるだけでなく、精神的・感情的・社会的・肉体的な面も向上させることが出来る。

 

だからこそ、子供達に適した遊びや運動の時間そして「心のケア」も大切になります。

 

コーチは常に子供達の味方であり、友達であり、ひょうきん者であり、揉め事の仲介者であり、靴紐を結ぶ助手であり、教育者でもある。その中でも大切なのは常に子供達のお手本として行動することが大切なの自分はそのようなスタンスで指導していきます……みたいなことを先生にもお話しして、スタッフみんなで子供達の喜びをサポート出来たらいいなぁという想いでこのサッカー教室をスタートしました。

 

約30人の子供達と楽しくサッカーを通して繋がれたことは本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

そして、自分が何故指導者をしているかの本質を少しシェア出来ました。

 

何のために生きているのか、サッカーを通して何をしたいのか。

 

それは一つのメッセージを伝えたいから。

 

そう、みんな素晴らしい存在だからね。一人ひとり素晴らしいよ。

 

だから、やりたいようにやりなさい。

 

俺はいつでも味方だよ!

 

 

love.futbol 加藤さんとの出会い

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love.fútbol Japan代表の加藤さんがコロンビア、ブラジルで撮影した写真を中心にイラストレーターYunosukeとCity Boys F.C.のイラストを展示されてある「GROUND」というチャリティー展示会に行きました。

 

ここで初めて加藤さんとお会いしました。そして、お互い惹かれ合い🤣笑 約2時間の爆トーク炸裂でした。

 

フットボールで生きる」のではなく「フットボールと生きる」という日常を創りたい。

 

サッカーをやりたい子供達にグラウンドを提供したい。

 

居場所を与えたい。

 

想いが共鳴しました。

 

やります、必ず!

 

今年の夏は加藤さんとイベントやります!お楽しみにーー!!✨

 

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全展示物の売上の一部はlove.fútbol Japanに寄付され、ブラジルの貧困地域でのサッカーグランドづくりプロジェクトに使用されます。

 

 

 

 

会田誠展 -ground no plan-

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会田誠の頭の思考に惚れている。

 

クリエイティブな発想やアイディアを獲得したい時にはいつも美術館に足を運ぶ。

 

 

 

今回は建築における基本計画「グラウンドプラン」にノー(無)を挿入するタイトルが選ばれているところに会田誠の匂いを感じる。

 

 

そして、会田誠は、アーティストとして世に登場して以来、曖昧さと謙譲を美徳とし、決定と責任を負うことが不得意な日本と日本人を徹底的に描いてきた。

 

 

その一貫した姿勢は、今回も健在なのが明らかだった。

 

 

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心の底からは笑えない、ジョーク。

 

この感性が最高に大好きだ。

 

 

 

 

 



 

 

悩むと考えるの違い-川口竜太の指導論⑤-

ああでもない、こうでもないと、ひとり悶々としたり、直面している問題をややこしくしたり、ずるずると時間を引き延ばし、結論を先送りにする。

 

 

それが悩むということです。

 

 

「あのとき、違う判断をしていたら」
「ゴール前のチャレンジが足りないのか」

…など悩むことはたくさんあります。

 

そして、悩むという行為には答えがありません。

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悩み続ける自分を追い込み過ぎると悪循環が生まれる

「悩んでいる、ぐるぐると同じことを考えている」=「成長していない」もしくは、「自分はだらしない」と思ってしまうことはありませんか。

私自身は、自分への問いに即答できていないことへの苛立ちを感じたときに、悩む自分に対して自己嫌悪に陥っていました。

 

 

そういうときほど「早く結論を出さないといけない」と焦り、疲れていても活動量を増やして自分を追い込んだり、悩むことに疲れて「誰にも会いたくない」「人に相談しても意味がない」と殻に閉じこもってしまっていました。

 

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【『悩む』から『考える』へ】

 

逆に「考えすぎだよ」「もっと気楽でいいのに」と言われると、悩んでいる自分を否定される感覚もあります。

 

 

しかし、悩むということはそれだけ真摯にサッカーと向き合っている証拠です。

それは悪いことでしょうか。私はそうは思いません。

 

 

ただ、『悩む』から『考える』のシフトチェンジが必要なのです。

 

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悩むというのは、答えを手にしたいのにその答えが手に入らず同じところをぐるぐると回っているような状態。一方、考えるというのは、答え探すのではなく、答えに至る問いを自分の中で立てるプロセスのこと。

 

 

この思考のシフトチェンジのフォローこそ指導者の役目であると信じています。

 


自分の人生を乗り越えていくために

今の時代、携帯一つで様々な答えが簡単に見つかります。これでいいんだと思い込ませて、すっきり、さっぱりさせることは可能かもしれません。

 

 

しかし、それは自分自身で悩み、苦しんで出した答えではありません。

 

 

 

自分で考えていかないとすぐにまた同じ悩みが生まれてくるはずです。

 

そんなサッカーを愛している選手たちと同じ目線で私は心と心を繋いでいきたい。

 

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一緒に悩ませて欲しい。

そして、悩むことから考えることへシフトチェンジさせていきたい。

 

 

それはいつか将来の分岐点にじっくりと自分と向き合い、自分で乗り越えてほしいと願っているからです。

経験が一番の財産 -川口竜太の指導論その④-

 

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上手くいかない時、悔しい時、過去を悔やんでも仕方ありません。

 

 

その『経験』は、今を生きる為に活用することで選手としての成長に繋がります。自分が経験した事は揺るぎの無い真実であり、財産です。

 

 

未来の目標、夢を掲げて進むことは大事ですが、今日の今を精一杯頑張ることが、明日に繋がることを忘れてはいけません。

 

 

試合の勝ち負けではなく、今日のトレーニングを全力でやるかどうか。その積み重ねが結果として後から付いてくるものです。

 

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【経験が真の学歴】

 

人は成功して学ぶより、失敗をして学んでいくもの。良いことも、またそうではないことも、『経験』することがその人の真の学歴となります。

だからこそ、選手には出来るだけたくさんの『経験』を積ませてあげたいという想いで指導しています。

 

 

例えばドリブルに拘るチームだったり、パスに拘るチームだったり、バンバン蹴るチームでも、とにかく選手に経験させたいので試合を組みます。また、サッカーとは関係ない清掃活動や被災地講演会なども積極的に行います。

 

 

大切なことは「これは選手のためになる・ならない」の判断を大人が勝手に決めてはいけないということです。

 


そのたった一つの経験が選手の人生を変えるかもしれません。頭だけで学ぶよりも体験して学ぶことの方が必ず身となります。

 


【自分ができること】

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余談ですが、選手にはいつもこのように伝えています。

 

「何でも上手くいくことが人生ではない。逆に上手くいかないからこそ、人生は深く、また濃くなる」と。

 

 

 

今日という日も明日になれば過ぎ去った日になってしまう。過去を背負い、今日を明日の未来に向かって生きて行くのが人生です。大事なことは、良いことも、またそうではないことも、自分のゴールに向かって駆け抜けて行く為のエネルギーにすることです。

 


経験し、共有し、探求していく

そのような想いでこれからも大切な選手と

 

一緒に笑い

一緒に楽しみ

一緒に冒険をしていきます。

 

 

間の本質とは -川口竜太の指導論その③-

日本人は間を大切にしてきた国民です。

人間とは人の間(あいだ)と書きますが、人と人との、この『間(ま)』の中に、自分自身の人間としての本質があると思っています。

 

『間』の取り方というのは、簡単な様で、実は難しいことなのです。

 

 

日本語の中には、家の間取りという言葉もあります。床の間、茶の間、板の間という様に、『間』という表現をよく耳にします。

 

 

また、相撲や武道また芸事においても『間』は欠かす事の出来ない大切な意識なのです。

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【間の本質とは】

 

『間が良い』『間が悪い』『間がもたない』など、日本人ならば生活の中で、自然と出てくる言葉でもあり、間を読むこと、また感じる事が意識的にも、あるいは無意識的にも求められています。

 

 

『間違い』という言葉は人や物との、間の取り方の違いを指す言葉であり、間に対しての無知や、間を理解していない時に使われる表現です。

 

 

『間抜け』とは、間を読み取れないK・Y、要するに空気を読めない人の事を表現しています。間を理解する事は、正に日本の文化を理解することであり、日本人は長い歴史の中で、この『間』の中に、真理を探究して来た民族であるのかもしれません。

 

 

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【サッカーにおいての間とは】

 

そして、サッカーにおいてこの『間』を大切にすることはすごく重要だと捉えています。特に『ため』をつくるという表現がありますが、それは『間』を作るという意味にも繋がる言葉です。

 

 

「早くパスを出せ」
「ボールを持ちすぎるな」
「広い方へ」

 

現代サッカーはスピードを求められているのは間違いありません。しかし、速くプレーすることを求めることによって相手との「駆け引き」や「空間作り」を無視してしまうのは大きな間違いです。

 

 

指導者が急かせてしまって、下手な選手が慌てるからボールを失う。そうなると一人ひとりの間合いなど養えるわけがありません。むしろ、大好きなサッカーボールを時限爆弾のように扱ってしまうかもしれません。

 

 

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センスとはタイミング。

この育成年代では、一人ひとりの「間合い」を大切にしていき成長させていきます。